小学校時代からの親友kちゃんのお母さんは99歳という高齢。

一人で生活をし、杖も使用せず買物にも美容院にも一人で行っています(kちゃんからの情報)

kちゃんの高校時代の友達の事は思い出せないけれど、私の事だけは忘れていないとの事でした。

けれど、年齢なりの認知症を患っています。

そんなkちゃんのお母さんとは、もう30年以上お会いしていません。

今年に入り、私の母とkちゃんは30年以上ぶりに会いました。

それ以来、kちゃんには「お母さんに会いたい」と伝えていましたが、中々実現せず、先日「今年の願いは年内に実現したい」と伝えました。

その返事は、

「ここ数ヶ月で認知症が進んで、失礼な事を言ったり、あなたのことを認識出来ないかもしれない」と。

私は「そうであっても、気にしないし、少しだけお顔を見れるだけでいい」と返事をし、日時を決めてくれました。

けれど…一晩考えてみて…私は自分の思いだけで強引だったかなと考えました。

認知症になった親を、わざわざ友達に会わせる事は、どうなんだろう…自分だったら…と。

相手は、良いよと言ってくれたけれど、本当は無理しているのではないかと。

以前からお母さんに会いたいと何度となく伝えていても、実現しなかった時点で、私はkちゃんの気持ちをもっと深く考えるべきだったのではないかと思った。

年を取ると、よく考えた筈なのに、自分本位になり相手を傷付けたり、嫌な思いをさせてしまったりする事が多々起きてしまうのかな。

気を付けないといけないとは分かっていても、相手の受け取り方は全然違っていたりで、気持ちがすれ違うと言うのだろうか…自信が無くなって人と接するのが怖くなってくるな〜。